帰京しました

2010年05月31日 21:01

昨日夜に関西の旅から帰ってきました。
22日の大阪の演奏会を終えて少しだけ伊勢の実家に寄るつもりが、タイミングを見計らったように母の体調が悪くなり入院・手術をし、思わぬ長居となってしまいました。
母はここ数年、不整脈による眩暈など諸症状に悩まされていましたが、私がちょうど大阪で演奏をしている時間頃に一瞬ですが気を失って倒れ、打ち上げで盛り上がってる頃には緊急で検査をしていたらしく、、、それは翌朝に実家近所に住む友人からのタレ込みで判明したのですが^^;;;、予てから懸案であったペースメーカーの埋め込み手術を受けることになりました。
我が家は父も10年程前にこの手術を受けており、主治医から「長年治療をしてきたけれど夫婦揃ってというケースは初めてです」と言われ。
20歳で学生結婚して以来50年以上ずっと2人で商売をし、果てにはペースメーカーまでお揃いで入れて、、、どんだけ仲良しやねん!って感じです。

入院の準備や父の食事の用意、それだけでもバタバタしているというのに、何故か家のFAXは壊れるわNTT回線は突如故障するわ父は携帯を機種変更したいと言い出すわ・・・。
気忙しく動いていたら、久々にウエストにくびれが出現しました(笑)。

でも入院は親子でゆっくり話す良い機会にもなり。幸い、母の具合が深刻なものでは無いから言えるのでしょうが、15歳から家を出て暮らす私にとっては、母と病院のベッドに並んで座って他愛もない話をしたり、父と二人で食事をするのは貴重な時間ともなりました。

そんな訳で、大阪の演奏会の余韻も若干吹っ飛び気味ですが(汗)、多くの方にお聴き頂き演奏後にも色々とお話しさせていただき、また懐かしい友人にも会えて、何よりも初演曲を短期間に2回弾くという貴重な経験をさせていただき、本当に色々と勉強になりました。
特に実感したのは、ホールとサロンというシチュエーションの違いによる演奏の作り方について。もっともっと計算が必要でした。うーむ、まだまだ修行は続く…。

今回このような機会を作ってくださった宇野文夫氏に心から感謝いたします。有難うございました!





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第39回 現代音楽作品の夕べ ~関西現代音楽交流協会~

2010年05月19日 15:24

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さて!早くも次回の演奏会が近づいてきました。
神戸リサイタルで初演した 宇野文夫作曲 "ピアノ・ソナタ第4番「耳と目で」" を今週土曜日に大阪にて再演いたします。
初演から一週間後の再演は、同じプログラムで短期間に複数公演をする事の少ない現代音楽では貴重な機会です。
最初に話を頂いた時には、リサイタルの疲れや緊張感が抜けてしまった事で身体が使い物になるのかという心配もありましたが、少し休んで練習を再開してみると、一度本番を通した事でまるで濾過されたように雑味が取れ、新しい音の世界が広がっているのを感じました。
舞台の力は大きい!曲も演奏もこうして舞台で育てられていくのを改めて実感します。
勿論打ち込みではなく生身の人間が演奏するので、新しい視点に立った練習が常に必要な訳ですが、折角の貴重な機会を存分に楽しみたいと思っています。


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第39回 現代音楽作品の夕べ
~関西現代音楽交流協会(KMMA)主催公演~ 


2010年5月22日(土) 15:30開演(15:15開場)

出品作曲家:宇野文夫・大藪真紀子・近藤浩平・鈴木陽子・内藤正彦・朴守賢

会場:トントレフ・ヒコ(大阪市東淀川区下新庄1-7-21)

お問い合わせ:090-6672-4519(内藤)
naito1019@yahoo.co.jp
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神戸リサイタル終了

2010年05月17日 17:14

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すっかりブログも放りっぱなしで練習に明け暮れていた神戸リサイタルが終了しました。
私にとってはチャレンジな曲目のバッハ・リストに加えて、複雑難解を極めるソラブジ、そしてまるでオーケストラ作品の如く響きが縦横無尽に駆け巡る宇野新作。
一応今年になってからずっと地道な準備は重ねてきたのですが、特にリサイタル前の2週間ほどは飯・風呂・寝る以外は殆どピアノを弾いていました。(あ、休憩時間にnetgameを少々^^;;;)遂にはピアノも悲鳴を上げ、ハンマーが弦からずれて音がガタガタになってしまうほど! 朝から夜遅くまで弾き、その後軽く飲酒&食事をしてバタンと寝る生活で、睡眠中も頭の中で音が鳴り響くのか、連日悪夢に魘され動悸や眩暈で目が覚めたりして。起きても暫くはドキドキして、その不安を掻き消す為にまた取り憑かれたように練習を始める、そんな事を繰り返す日々でした。ああ、改めて書いてみると本当に身体に悪そう(笑)。
練習していて自分の不甲斐無さに悲しくなる事は多いのですが、反面、一つ一つの事をクリアしながら表現を作り上げていくのはやはりどんなに苦しくとも生きている実感のある作業。こんなオリジナリティ溢れる時間(笑)を過ごせる事に深い感謝を感じます。若い頃(・・・)はこの時間が辛くてたまらなかったのに、こんな風に思うようになるものなのだなあ。ハードな生活を何とか健康に過ごせる頑丈な身体に生んでくれた両親に感謝。いつも応援してくれる夫や家族、友人達にも感謝。
そして何よりも、リサイタルの企画からずっと細やかな配慮でサポートし続けて下さった神戸学院大学の上村嘉夫先生、宇野文夫氏に心から感謝申し上げます。本当に有難うございました!


リサイタルをさせていただいた神戸学院大学グリーンフェスティバルは地域の文化振興を主な目的として行われていて、多くの聴衆の方々がいらして下さった事からもこれまでの充実した活動が深く温かく地域に浸透していると感じましたが、私の知人の後ろに座っていらした年配の女性が「夢のようだったわね~」と仰っていらしたらしく!
現代音楽を聴いてこのように感じてもらえるなんて、私も夢のように幸せです。
京都滞在中のチャーミングなイタリア人作曲家V君、私の最愛のO先生にもわざわざ演奏会にいらしていただき打ち上げにも参加していただき・・・ああ本当に幸せな時間でした。


ほっと一息・・・といきたいところですが、今週末も大阪で演奏会に出演いたします。
神戸で初演した宇野文夫氏のピアノソナタを早くも再演!詳細につきましては近日中にUPします。




【備忘録】
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神戸学院大学   Green Festival
第295回 中村和枝ピアノリサイタル
2010年5月15日(土)15:00開演 神戸学院大学有瀬キャンパス メモリアルホール

・L.ベリオ : ラウンズ
・F.リスト : "伝説" 2.波を渡るパオラの聖フランシス
・J.S.バッハ : "オルガンのためのコラール前奏曲(オルガン小曲集)"より
            イエスよ、私は主の名を呼ぶ BWV.639 (編曲:W.ケンプ)
             我、苦しみの極みに在りて   BWV.641 (編曲:中村和枝)
・武満 徹 : リタニ
(休憩)
・中村和枝に質問コーナー♪
・宇野文夫 ミニ・レクチャー
・K.ソラブジ : "Opus Clavicembalisticum"より 
            Ⅰ.入祭唱 Ⅱ.前奏曲-コラール
・宇野文夫 : ピアノソナタ 第4番 「耳と目で」 (新曲初演)
 
≪アンコール≫ H.カウエル : エオリアン ハープ

≪打ち上げ≫ 酔虎伝 明石駅前店^^
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