on the keyboard

2016年05月05日 09:00




14日(土)Crossboundary@名古屋で演奏する湯浅譲二作曲《on the keyboard》。この曲は「グラフ上に感覚的に引いた線の上下を、はげしく振動するように音が選ばれていますが、これは、すべてサイコロを振っての確率的なプロセスで選ばれているとのこと(どうしても気に入らない音があった場合、半音までの範囲で補正する、ということは行っているそうですが)。」(音楽評論家・石塚潤一さんの書き込みより)

現代ピアノ曲の金字塔的作品であり、現代曲に取り組むピアニストなら当然弾かなくてはいけない作品でもありますが、あまりの難しさゆえに今まで取り組んでこなかった私は今回が初挑戦です。

意を決して選曲した理由は2つ。先ず第一は、湯浅先生の愛弟子でもある今井智景さんの企画である事。そしてもう一つは、私が主宰している現代ピアノ作品勉強会のメンバーの一人、全盲で点字楽譜で現代作品演奏に取り組んでいるSさんの存在です。昨秋、ピアニストとして次のステップに進みたいと話すSさんにこの曲への取り組みを勧めたところ、数秒程考える顔付きをした後「やってみます。」と答えた彼の意気に、私も心動かされ、共に取り組もうと決意しました。へこたれそうになる度に、彼の壮絶な練習を思いながら練習する日々・・・ですが、この間少し久々に話したらちょっとだけ彼もへこたれていて(珍しいです)軽くお尻を蹴飛ばしたり(笑)互いに励ましあったり。

ハードな練習が要求されますが、名曲に触れる喜びはそれを遥かに越え、大きな学びとなっています。

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