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演奏会のご案内

2009年03月11日 09:05

私の友人の主催する演奏会をご紹介します。

ロンドン在住、イギリスバロック狂乱歌を専門分野として研究する松本直美さんによる、
貴重なレクチャーコンサートです。
狂乱歌とは「愛に狂って歌う歌」。
めくるめく世界を堪能する予感です。

私も今から大変楽しみにしています。

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(←クリックすると大きくなります)
    




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「オフィーリアの歌を辿って… イギリスバロック狂乱歌の歴史」
  ─ ヘンデル没後250周年・パーセル生誕350周年記念 ─


【東京】
 2009年4月16日(木)18:30開場 19:00開演
 東京オペラシティー 近江楽堂
【名古屋】
 2009年4月18日(土)13:30開場 14:00開演
 名古屋電気文化会館 イベントホール
【関西】
 2009年4月20日(月)18:30開場 19:00開演
 高槻現代劇場3F レセプションルーム

曲目
 パーセル:「狂乱のべス」
 ヘンデル:「ああ、スティクスの亡霊が」
      オペラ《オルランド》より
 バード :「ウォルシンガムの歌によるファンタジー」
      《フィッツウィリアムコレクション》より
 ケイリー:カンタータ「神よ!これには耐えられぬ」ほか

出演:
松本直美(構成・解説)
戸田昭子(声楽)
長崎美穂子(チェンバロ)

チケット: 前売 3,000 円・当日 3,500 円
チケット「ぴあ」、
ホームページ「雑歌屋」http://zakkayamusique.hp.infoseek.co.jpで好評発売中


コンセプト
“愛しい人はもういない、逝ってしまった・・・”

シェークスピアの四大悲劇のひとつ『ハムレット』の中で、恋人の不運に正気を失ったオフィーリアが歌うシーン。このシーンは劇中のハイライトであるばかりではなく、その後の劇場史に大きな影響を与え、音楽史上においても「狂乱歌」というひとつの原型を打ち立てることになりました。

現在では「愛に狂って歌う」という主題はともすれば19世紀イタリアオペラに顕著に見られるものと定義されがちです。しかしこの主題はオフィーリアの例に見るように初期近代のヨーロッパで既に確立された伝統的なものでした。特にイギリス演劇では『ハムレット』以降、17・18世紀を通して様々な「狂乱歌」が使用され、そしてこの分野に最大の貢献をしたのがヘンリー・パーセルだったのです。しかしながらバロック時代のイギリスにおける「狂乱歌」はこういった劇中歌だけを指すのではありません。18世紀初頭ロンドンでイタリアオペラが流行すると、 ヘンデルが16世紀イタリアの叙事詩『狂乱のオルランド』に題材を得たオペラ《オルランド》を発表しています。この他にも時代を通して、カンタータ、あるいは声楽曲から派生した器楽ファンタジアまで、実に多様な楽曲形態において「狂乱」という主題が繰り返されています。つまり、この特異な音楽分野の変遷を辿ることによってイギリス音楽文化史の片鱗にも触れることが出来る、と言っても過言ではないでしょう。

2009年は奇しくもパーセル・ヘンデルにとって重要なアニバーサリーにあたります。これを記念するこのコンサートは、パーセル・ヘンデルの作品のみならず様々な「イギリスバロック狂乱歌」を生演奏と解説で紹介し、当時の文化のアンソロジーを構成していきます。最新の学術的研究を生かし、日本では初演となる楽曲も含めたプログラムは、古楽器を使用して当時の演奏様式に沿った形で再現され、また演奏に伴ってイギリスにのみ現存する関連史料や絵画などもスライド映写でご紹介します。

プロフィール

松本直美(構成・解説)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒、故平田黎子、藤井多恵子両氏に師事。ロンドン・トリニティ音楽大学大学院声楽科修了、同音大演奏家ディプロマ取得。声楽をイアン・パートリッジ、テレサ・カーヒルに、古楽演奏法を故ロバート・スペンサー、マーク・デラーに師事。声楽家として演奏活動後、2000年ロンドン大学ゴールドスミス校音楽学部大学院音楽学専攻をディスティンクションを得て首席修了、2005年、論文「The Operatic Mad Scene: its Origins and Early Development up to c.1700」に対して同大学より博士号授与。17世紀英伊声楽曲の研究でこれまでにOverseas Research Scheme Award, British Federation of Women Graduates National Award, Gladys Krieble Delmas Foundation British Award受賞。国際バロック音楽学会(2004年英国マンチェスター、 2006年ワルシャワ、2008年英国リーズ)などで論文を発表するほか『音楽学』などに寄稿。現在、ロンドン大学ゴールドスミス校音楽学部講師、日本音楽学会、The Society for Seventeenth Century Music (USA)会員。1996年よりロンドン在住。

戸田ドブラエル昭子(声楽)声楽教授フランス国家資格取得。愛知県立芸術大学声楽科(神田詩朗氏、林安喜子氏)、同大学院(故小島琢磨氏)修了。古楽を宇田川貞夫氏に師事。パリ・エコールノルマル音楽院声楽科・パリ国立地方音楽学校古楽科にて首席ディプロム。ソフィー・ブーラン、エマニュエル・ハイム、ニコル・ファリアン、ケネット・ヴァイス、ジェラール・レーヌ他に師事。クリスティアンヌ・ルグランにジャズを学ぶ。フランソワ・ルルー、ジェフ・コーエン他によるプーランク音楽祭にて高評を得る。ノートルダム寺院聖歌隊、ア・セイヴォーチ、国立放送合唱団他に参加。エルヴェ・ニケ指揮“ル・コンセール・スピリチュエル”(2008年来日)の一員としてヴェルサイユ宮のチャペル、オペラ、パリ・オペラコミック座、ナンシー歌劇場、フランス各地の古楽音楽祭・に出演。シャルパンティエのミサ、ボワモルティエのオペラ「公爵夫人家のドンキホーテ」等CD3作録音(ナクソス)。ジェーン・バーキン出演の映画 ”Merci… Dr.Rey!” にオペラ歌手の役で出演。日仏にてショパンの歌曲(原語)、フォーレの組曲等演奏。ジャズピアニストである伴侶ディミトリ・ドブラエル、十歳の息子(クラリネット)との家族ユニット“リム“にてクラシック&ジャズシリーズに取り組み、ミュージカル、シャンソンとレパートリーは多彩。雑歌屋主宰。1992年よりパリ在住。

長崎美穂子(チェンバロ)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。1992年より7年間、ノルウェーのグリーグアカデミーに留学、声楽、ピアノ、チェンバロ、室内楽の各科を修了。
在学中の1995年よりベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団ピアニスト、同合唱団のコレペティトーアを務め、同楽団定期公演、ベルゲン国際音楽祭他に出演。声楽の伴奏や講習会のピアニストを多数務める。またノルウェー民謡の演奏でオーレ・ブル・アカデミー、ヴォス・ジャズフェスティバルに招かれる他、ローゼンダール、トロルサーレンなどノルウェー各地の演奏会に出演。
1996年のベルゲン国際音楽祭では、ヴォーカルアンサンブルのメンバーとしてボストン・カメラータと共演。チェンバロ奏者としてはトロンハイム・リングヴェー国際バロック講習会の公式通奏低音奏者、ベルゲン大学管弦楽団定期公演などに出演。1999年に帰国後は響ホール室内合奏団(北九州市)、広島交響楽団の客員チェンバロ奏者を務める他、ノルウェー音楽の紹介に力を入れている。
これまでに声楽を小園邦子、藤井多恵子、竹内則雄、D・セーヴィックの各氏、ピアノ・室内楽をK・A・アンナセン、A・カイセル、S・バッケの各氏、チェンバロをH・K・スヴェーン氏、バロック・アンサンブルをF・トールセン氏に師事。北九州音楽協会、日本・ノルウェー音楽家協会会員。
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